活動報告
REPORT
2013〜2017
人材育成プロジェクトの推進 アーカイブ
「建築家育成講座」プログラム
木を使って魅力的な建築を生み出している建築家やデザイナー、職人を講師に招き、若手建築家を対象に年4回程度のコースを設定。現地・現場見学会を必ず実施することで、 座学だけでは習得できない活きた知識の獲得を目指しています。
「建築家育成講座2017」プログラム
座学風景
第1回講座「木と学校建築」
学校建築で数々の受賞実績のあるシーラカンスアンドアソシエイツ。建築を「もの」にこだわって創るのではなく、想起し得る「出来事」から想像力を喚起し設計を進めるデザイン手法をとる。敷地のもつ環境条件からスタートし、風・光・音・構造・アクティビティーなどの複雑な流れや要素を解析し、それをベースに様々なシュミレーションを行ない、ロジカルで精密なアプローチを通して建築を組み立てる。このようにテクノロジーを駆使することで居心地の良い建築、空間を創っていく。
日 時:2017年7月14日(オリエンテーション)・10月21日(実地見学)
見学先:軽井沢ISAK Kamiyama Academic Center+Residence 4
講 師:赤松佳珠子氏(建築家・㈱シーラカンスアンドアソシエイツ(CAt)代表取締役 法政大学教授)
座学風景
第2回講座「マウントフジの木造・木質建築」
2003年に原田真宏・麻魚両氏により設立されたマウントフジアーキテクツスタジオ。事務所名に込められたような地球や環境を意識した包括的な設計思想をもつ。無垢の木材ばかりでなく、LVL、MDF、合板、集成材、CLTといった木材を挑戦的に使いこなしている潔い建築。「対となる概念、製作と理論・理論と感性・空間と物質・熟慮と即興」といったことのバランスをとって両義性を獲得できる質を目指している建築家であるに違いない。
日 時:2017年9月13日(オリエンテーション)・11月11日(実地見学)
見学先:道の駅ましこ(栃木県益子町)
講 師:原田麻魚氏(建築家・㈱マウントフジアーキテクツスタジオ 代表取締役)
「建築家育成講座2016」プログラム
実地見学風景
第1回講座「現代によみがえる民家・・・その理念と手法」
NPO日本民家再生協会の会則には「伝統的な日本の民家は、地元に育った木と地域の人々の技術で造られた住いであり、『日本の住文化』の結晶といえます。」という言葉があります。高度成長期を通過して私たちが失ってきたモノや生き方に対する喪失感から、これまで性急に捨ててきた、素晴らしいモノを再発見し使いたい。このことが民家再生を求める私たちの心の根底にあると思われる。
日 時:2016年5月24日(オリエンテーション)・6月11日(実地見学)
見学先:鎌倉結の蔵弐/鎌倉扇ガ谷古民家移築再生工事現場
講 師:大沢 匠氏(建築家・O設計室主宰)
座学風景と実地見学風景
第2回講座「東利恵の木造の世界」
「圧倒的非日常感に包まれる日本発のラグジュアリーホテル」を謳う星野リゾートの「星のや」を数多く手がけ、「建築が環境に合わせていく」ことを考えているという。軽井沢では環境を活かして建築をつくるため土地は造成せず、木を切らない、そのためコンターは50cm刻みで計測し、木も実測したという。また、3.11震災では「力をつけておいて必要とされれば、いつでも出陣する」と考えており、宮城県女川町の仕事と巡り合った。設計で注力したのは津波で何もない環境としての軸・方向性。そして結果として海に向かって様々な店舗が入り、通過だけではなく滞在するための外部空間をつくりだした。
日 時:2016年10月4日(オリエンテーション)・2017年1月28日(実地見学)
見学先:宮城県女川町シーパルピア女川・地元市場ハマテラス
講 師:東 利恵氏(建築家・東環境・建築研究所主宰)
実地見学風景
第3回講座「キヅカイのケンチク~中・大規模木造建築の設計」
「小田原の『木のなりわい』を知る!」
日本は国土の森林割合(森林率)約68.5%で世界第3位の森林国家。その森林資源を有効に使うべく現状を分析し、利活用の目標を設定する。21世紀は、自然社会資本の活用が重要。そして木造建築というサスティナブルな建築の歴史から現状の木造建築の展開まで学びました。
日 時:2016年10月19日(オリエンテーション)・10月29日(実地見学)
見学先:小田原市内「木材」関係川上から川下までの見学会
辻村山林・小田原市森林組合土場・㈱大山材木店・おだわら木材流通センター・松永記念館・清閑亭・竹広林業㈱
銘木倉庫
講 師:杉本洋文(建築家・㈱計画・環境建築主宰・東海大学教授)
座学風景
特別講座「『奈良の木』伐採・見学ツアー」
奈良・吉野の杉・桧は国内有数のブランド木材。奈良県では県産木材の更なる需要開拓・拡販に向け、「奈良の木」マーケティング協議会を立上げ、官民あげて積極的な活動を展開しています。本講座は首都圏の建築関係者が「奈良の木」の現場を実際に見て、その良さを頭のみならず肌感覚でも理解してもらうためのツアーに参加したもの。
主 催:「奈良の木」マーケティング協議会
講 師:[統括]澤崎 宏(建築家・㈱計画・環境建築主宰・奈良県産材販路拡大アドバイザー)
日 時:2016年10月14日(金)~15日(土)
見学先:五條総合体育館・五條新町通り歴史的建造物群・川上村多古山林(大径木伐採)・吉野中央木材㈱製材工場・
㈱櫻井(集成材)・奈良県銘木協同組合土場&倉庫
(本ツアーには2017年度も参加。掲載写真は2017年9月14日~15日に撮影。)
Arup作品
第4回講座「12のエンジニアリングトピック~Arupの木への取り組み」
Arupは英国人サー・オーヴ・アラップが1946年に設立し、設計・施工会社としてスタートした。現在では39国、約100事務所11,000人の従業員を擁し、これまで160か国以上の国や地域におけるプロジェクトに従事した国際的な技術コンサルタント集団。“ We shape a better world” 創立者サー・オーヴ・アラップの哲学が時代の変化に合わせて、優秀なエンジニアリングにより脈々と引き継がれている。海外の木造事例では大きな建物が多く紹介され、海外の木造技術の進化に目を見張った。
日 時:2016年3月2日(オリエンテーション)・3月11日(実地見学)
見学先:江の島湘南港ヨットハウス
講 師:彦根 茂氏(Arup東京事務所特別顧問【前代表】)
「建築家育成講座2015」プログラム
手塚貴晴作品
第1回講座「木を木として解く~手塚貴晴作品見学」
日本建築学会賞、吉岡賞、JIA新人賞、日本建築家協会賞など数多くの受賞歴をもち、木造プロジェクトを多く手がけている建築家手塚貴晴氏を迎えての講座。日本の伝統建築の良いところ取り出して使い、建物の用途により木材を使い分けること等々、多くのことを学びました。
日 時:2015年6月10日(オリエンテーション)・6月13日・7月11日(実地見学)
見学先:新潟県十日町市「十日町産業文化発信館 いこて」
茅ヶ崎市「茅ヶ崎シオン・キリスト教会」
秩父市「寄せ棟の家」個人住宅 E邸
講 師:手塚貴晴氏(手塚建築研究所主宰・東京都市大学教授)
川口通正作品
第2回講座「川口通正の仕事」
和菓子づくりから建築業界に転じた異色の経歴と独学で学んだ建築。材料にもその組み合わせにも自然の持つ有機的な味を出した家づくりを考えているという。住む人の希望を聞きとり、細部にわたっての細かい寸法設定や場所のつくり方、そして木を知り、木を使いこなし、木を長持ちさせる工夫の数々で完成させる素晴らしい住宅建築。ご自分で習得された施工に関するノウハウを細部にわたり惜しむことなくお教えいただきました。
日 時:2015年9月18日(オリエンテーション)・10月17日(実地見学)
見学先:軽井沢2008「木竈」
講 師:川口通正氏(建築家・川口通正建築研究所主宰)
実地見学風景
第3回講座「建築とともにある―触れる建築―」
家具デザイナーとして、建築家と共に数多くのプロジェクトにかかわり、新しい空間、心地よい環境をめざして設計を続けている。アトリエ設立して30年余の家具設計の経験や建築家を中心に空間を担う多くの専門家が協働して、よりレベルの高い建築に仕上げるという最近の建築プロセスまで語っていただきました。
日 時:2015年11月19日(オリエンテーション)・12月5日(実地見学)
見学先:東北大学青葉山東キャンパスセンタースクエア
講 師:藤江和子氏(インテリアプランナー・藤江和子アトリエ主宰)
座学風景
第4回講座「森林共生住宅」
人類にとって森林とは最も自然な環境であったはずだが、人類は非自然的な存在に進化してしまった。森に入り木に触れると癒されるという感覚・経験は人類700万年の進化の歴史がそうさせるのである。森林共生住宅は、森林・木材・医学の境界域にある森林医学のエビデンスに基き、森林環境を写し取る「究極の木の家」です。森林がもつ生命のリズムを住宅に写し取り、太陽と地球の関係がつくる熱や湿度や気流の摂理をしなやかに受けとる設計で作る健康を増進していく家です。
日 時:2016年3月8日(オリエンテーション)・3月12日(実地見学)
見学先:(株)森林・環境建築研究所アトリエオフィス「月舞台」
講 師:落合俊也氏(㈱森林・環境建築研究所主宰)
「建築家育成講座2014」プログラム
狭山湖畔霊園「礼拝堂」
第1回講座「狭山湖畔霊園」
日本建築家協会賞、JIA新人賞、JCD大賞など数多くの受賞歴を持つ気鋭の建築家、中村拓志氏を迎えての自作「狭山湖畔霊園・各施設」の解説講座。樹木や自然と一体化する建築を目指した最新作をオリエンテーションと実地見学の2回講座により体験しました。
日 時:2014年5月28日(オリエンテーション)・6月28日(実地見学)
見学先:狭山湖畔霊園「管理休憩棟」・「森の礼拝堂」
講 師:中村拓志氏(建築家・NAP建築設計事務所代表)
板倉の家
第2回講座「板倉造り」
日本古来の建築技法を現代によみがえらせた「板倉構法」の考案者で東日本大震災被害者の仮設住宅を「木造」で実現させた、筑波大学名誉教授・里山建築研究所主宰 安藤邦廣氏を招いての建築講座。日本の森林資源、特に豊富な杉を材料にした、現代の板倉造りについて学びました。
日 時:2014年7月30日(オリエンテーション)・8月23日(実地見学)
見学先:牛久市内 個人住宅 O邸
講 師:安藤邦廣氏(筑波大学名誉教授・里山建築研究所主宰)
第3回講座「新木場木まつり2014夏〜木材市場見学会」
建築家として木材の流通に通じることも大切なこと。新木場倶楽部主催のイベントに参加し、つくば市にある木材市場で、市売り「競り」の現場や、市場内林場にある様々な樹種の木材を見学しました。また同日午後に行なわれた、住まいに関するフォーラムにも参加。
日 時:2014年9月6日
[第1部]
見学会:(株)東京木材相互市場 筑波市場
解説者:新木場倶楽部 代表 山崎 尚氏
[第2部]
フォーラム:つくば国際会議場
テーマ:住み心地よい住まいを求めてー日本建築が受け継いできたもの
基調講演:板倉に見る日本建築の多様性
講 師:安藤邦廣氏(筑波大学名誉教授・里山建築研究所主宰)
◎パネルディスカッション
パネリスト:安藤邦廣氏・内田祥哉氏(東京大学名誉教授・内田祥哉建築研究所主宰)
TH-I本社
第4回講座「建築家が設計した唯一無二の建物を施工いたします」
タイトルが標語の建築施工会社(株)TH-I 社長の朝倉幸子氏を招いての講座。インテリアプランナーとしてのスタートから設計に興味をもち、最終的には施工会社の運営に至った自らの変遷や、クライアントと建築家との中に入っての間合いなど、明るくパワフルで魅力的な人からポンポンと飛び出す言葉の数々に学ぶことの多い講座となりました。
日 時:2014年10時28日(オリエンテーション)・11月22日(実地見学)
見学先:北区滝野川 個人住宅 N邸(内藤廣建築設計事務所 設計)
豊島区要町(株)TH-I 本社(建築家 故朝倉則幸氏 設計)
講 師:朝倉幸子氏((株)TH-I 代表取締役)
旧朝香宮邸(現東京都庭園美術館)
第5回講座 旧朝香宮邸(現東京都庭園美術館)
昭和初期に建築されたアール・デコ様式を採り入れた殿邸。 そのリニューアル工事に携わった家具修復士・木材商と殿邸の歴史的・比較的背景等を解説する建築史家の3者によるジョイント講義。 宮家の邸宅を、歴史、建築、家具・装飾、使用木材など多面的に学習した。
日 時:2015年2月27日(オリエンテーション)・3月8日(実地見学)
見学先:旧朝香宮邸(現東京都庭園美術館)
講 師:歴史/松本裕介氏(建築史家)
家具/黒瀧道信氏(デコラティブアートスタジオ黒瀧道信主宰・家具修復士)
木材/伊勢戸将司氏(伊勢戸銘木店専務取締役・女子美術大学非常勤講師)
「建築家育成講座2013」プログラム
練馬平和台「T邸」(左)・与野本町「I邸」(右)
第1回講座「古民家再生」
100年を超えて住み続けられてきた古民家を、その魅力を継承しながらも現代に機能する住宅へとリノベーションさせた建築家と大工棟梁を招いての建築講座。「オリエンテーション」、「実地見学」、「まとめ」の3回にわたって、日本が育んできた住文化を継承発展する“木・道具・技・心”の神髄が披露されました。
日 時:2013年5月21日(オリエンテーション)・6月30日(実地見学)・7月24日(まとめ)
見学先:練馬平和台「T邸」・与野本町「I邸」
講 師:阿部勤氏(建築家)・苔原順二氏(大工棟梁)
五台山竹林寺「納骨堂」
第2回講座「五台山竹林寺・見学会」
土地や季節、そこに暮らす人と街並みを精緻につなぐ住宅で知られる建築家・堀部安嗣氏とともに、「五台山竹林寺」(高知市)を巡る1泊2日の旅講座。樹木に包まれた豊かな自然環境の中に佇む、木や漆喰等の伝統素材を活かした古刹の建築群や、氏の設計した屋根などの木造部に高知県産のスギを使った納骨堂を住職夫人の解説もいただき木造の素晴らしさを堪能しました。
日 時:2013年10月19日、20日(1泊2日)
見学先:高知市・五台山竹林寺「本堂」・「客殿」・「納骨堂」
講 師:堀部安嗣氏(建築家)・竹林寺住職夫人
日本住宅・木材技術センター銘木保管庫
第3回講座「銘木鑑賞・見学会」
日本における木の文化を長きにわたって支え続けている新木場地区にある数多くの銘木をめぐる実地講座。さまざまな樹種の原木にダイレクトに触れながら、それぞれの魅力や特徴を活かした用い方をはじめ、その歴史、現状、そして未来について、現場見学を通して考察しました。
日 時:2013年12月20日
見学先:「日本住宅・木材技術センター」・「鴨川商店」・「東京銘木協同組合」
サニーヒルズ南青山
第4回講座「学びながら生み出す木構造
サニーヒルズ南青山」
個性的な建築が建ち並ぶ東京・表参道においてひときわ目を引く木造ファサードが特徴的なコンフェクショナリー「サニーヒルズ南青山」。建築家の隈研吾氏とともにこの建築を生み出した構造家の佐藤淳氏を迎えての建築講座。「オリエンテーション」と「実地見学」の2回により、最先端商業施設における木の果たす役割を検証しました。
日 時:2014年1月24日(オリエンテーション)・2月1日(実地見学)
見学先:「サニーヒルズ南青山」
講 師:佐藤淳氏(構造家)
駿府教会
第5回講座「駿府教会」
在来木造の持つ形式性に注目し、独自の美学に基づく建築を提示し続ける建築家・西沢大良氏を招いての建築講座。最新作となる「駿府教会」(静岡市)を題材に、木造建築の持つ魅力、現代社会における木の役割、伝統と革新など、現代建築が解決すべき問題について“木”をキーワードとする考察が行われました。
日 時:2014年3月7日(オリエンテーション)・3月16日(実地見学)
見学先:静岡市「駿府教会」
講 師:西沢大良氏(建築家)
「後継者・社員建築講座」プログラム
組合員間のコミュニケーション活性化と日本の建築に対しての意識向上を図るため、月1回「日本建築の歴史と工法」をテーマに定例講座を開催。街歩き・建物見学など、実物を題材とした学習や意見交換により知識や見識を深め、木材を商いとする者としての能力向上を目指しています。
また、JIA建築セミナーなど、若手建築家が多数参加する外部セミナーの受講補助を行うなど、外部講座にも積極的にサポートしています。
「後継者・社員建築講座2017」プログラム
テーマ:「日本建築の歴史と工法5」
講 師:松本裕介氏(建築家・建築史家)
4月:講義:イントロダクション/帝室林野局と明治宮殿
5月:見学:江戸城跡(皇居東御苑・坂下門・巽櫓他)・明治生命館(丸の内・千代田)
6月:講義:日本の木造塔
7月:見学:井政(旧材木店)と神田明神・ニコライ堂・湯島聖堂他(御茶ノ水・湯島)
8月:講義:戦前における米材輸入と台湾ヒノキ
9月:見学:浅草橋・柳橋[亀清楼・柳橋の料亭街](浅草橋)
10月:講義:日本橋の近代建築
11月:見学:日本橋界隈(日本橋)
12月:講義:銀座の近代建築
1月:見学:銀座界隈(銀座)
2月:講義:木造橋の歴史
3月:見学:すみだ北斎美術館・東京都慰霊堂・旧安田庭園(両国)
「後継者・社員建築講座2016」プログラム
テーマ:「日本建築の歴史と工法4」
講 師:松本裕介氏(建築家・建築史家)
4月:講義:イントロダクション/江東区に残る歴史的建造物
5月:講義:神社建築論
6月:見学:明治神宮・同宝物殿(原宿・代々木)
7月:講義:江東区の大名屋敷と近世の名所
8月:見学:旧愛新覚羅溥傑邸・旧神谷伝兵衛稲毛別荘(稲毛海岸)
9月:見学:深川東京モダン館・佐賀町の近代建築(門前仲町)
10月:講義:深川の名邸/岩崎・澁澤・鹿島の邸宅と庭
11月:講義:下宿屋からアパートへ/荻窪・碧雲荘移築の顚末
12月:見学:旧安田楠雄邸(千駄木)
1月:見学:深川の歴史的建造物/清澄庭園・旧東京市営店舗向住宅・清州寮(清澄白河)
2月:見学:青梅宿津雲邸と繭蔵(青梅)
3月:講義:木場の面影/史料でたどる深川木場の歴史
「後継者・社員建築講座2015」プログラム
テーマ:「日本建築の歴史と工法3」
講 師:松本裕介氏(建築家・建築史家)
4月:講義:イントロダクション/東京の近代邸宅と庭園文化
5月:見学:旧古河庭園・六義園(駒込)
6月:講義:震災復興期の建築
7月:見学:築地の震災復興期建築 築地本願寺・聖路加国際病院礼拝堂・築地カトリック教会(築地)
8月:講義:城郭と城下町
9月:見学:小田原城と清閑亭(旧黒田長成別邸)(小田原)
10月:見学:吉屋信子記念館(鎌倉)
11月:見学:八芳園・畠山記念館(白金台)
12月:講義:日本建築における木材の樹種選定
1月:見学:荻窪の名邸(太田黒元雄邸と角川源義邸)
2月:講義:自家設計による邸宅
3月:見学:朝倉彫塑館と池之端「古月」(日暮里・池之端)
「後継者・社員建築講座2014」プログラム
テーマ:「日本建築の歴史と工法2」
講 師:松本裕介氏(建築家・建築史家)
4月:講義:イントロダクション
5月:講義:吉田五十八と新興数寄屋
6月:見学会:旧猪俣邸(成城学園)
7月:見学会:江戸東京たてもの園(小平市)
8月:講義:大仏様と禅宗様
9月:見学会:建長寺(鎌倉市)
10月:講義:近世寺社建築の魅力
11月:見学会:法華経寺(市川市)
12月:講義:建築家ジョサイア・コンドルとその弟子たち
1月:見学会:旧岩崎邸庭園(台東区)
2月:講義:近代茶道と財界人によるパトロネージュ
3月:見学会:三渓園(横浜市)
「後継者・社員建築講座2013」プログラム
テーマ:「日本建築の歴史と工法1」
講 師:松本裕介氏(建築家・建築史家)
4月:講義:イントロダクション
5月:講義:日本住宅史概論
6月:講義:日本近代住宅史
7月:講義:神社建築概論
8月:見学会:遠山記念館と川越の街並(川越市)
9月:講義:寺院建築概論
10月:講義:寺院建築スライド解説
11月:講義:茶室建築概論
12月:スライド解説:桂離宮
1月:講義:江戸時代の武家屋敷
2月:講義:大名屋敷の変遷
3月:講義:木造建築の仮設性と可動性